Darlingtonia californica


自生地; カリフォルニア北部からオレゴン州にかけて

歴史; 1854年 Torrey J. が彼の友人の William Darlington にちなんで最初に記載した。
     しかしながら、Darlington のネーミングが別種に使用されていたため後にICBNから拒絶された。
     1891年Greeneにより “Chrysamphora californica ” と改名。
     1954年 International botanical congress で再び Darlingtonia の名前を使用する事が決定された。


Memo; 数ある食虫植物の中でも栽培難易度がもっとも高いものの一つとされる。
     その理由としてその自生地での習性、分布からもわかるように地下部の温度がある程度低い必要があるから。
     地上部はかなり耐暑性があり、湿度もさほど高湿度を要求しない。
     サラセニアと同様地下茎で水平方向に進展するが、地下茎自体は細長い。
     Pitcher 内に液体の分泌がみられるが、無菌性で消化酵素も認められない。
     サラセニア同様冬季は温度を下げて休眠させた方が良い。
     ちなみに零下5度まで気温がさがっても育つと記載されている。


Nector gland はfish tail と呼ばれるヒゲの部分にあり、その根元に開口部があります。
頭部には写真でも判るように fenestlation と呼ばれる薄い部分があり、ここから差し込む光で虫が内部に誘導されるそうです。一部のサラセニアにも同様の所見があります。
出始めの新葉は開口部が根茎の方向を向いておりよじれていません。
成長とともに180度回転して外側を向くようになります。